資産運用とトレードの思考実験

実践的な資産運用とトレードの思考実験をAIでやってます。

金の実需データの情報源

金の需要はどこでわかる?実需ね

12月13日

金の実需(産業用需要や宝飾品需要など)のデータは、以下のソースで確認できます:

最も信頼できる情報源:

  1. World Gold Council(ワールド・ゴールド・カウンシル)
    • 四半期ごとの「Gold Demand Trends」レポートを発行
    • 宝飾品、テクノロジー、投資、中央銀行の購入などカテゴリー別に需要を分析
    • 無料でダウンロード可能
  2. 各国の貴金属協会
    • 日本: 日本金地金流通協会
    • 中国: China Gold Association
    • インド: India Bullion and Jewellers Association
  3. GFMS(Metals Focus)やThomson Reuters
    • 金市場の詳細な調査レポート
  4. LBMA(ロンドン地金市場協会)
    • 市場統計や取引データ

具体的な実需の内訳:

  • 宝飾品需要(世界全体の約50-60%)
  • 産業・テクノロジー需要(電子機器、歯科医療など)
  • 公式部門(中央銀行の購入)
  • 投資需要(金貨、延べ棒)

World Gold Councilのウェブサイトが最も包括的で定期的に更新されているので、まずはそちらをチェックするのがおすすめです。

中央銀行とかは?

12月13日

中央銀行の金保有・購入データは以下で確認できます:

主要な情報源:

  1. World Gold Council
    • 中央銀行の四半期別購入・売却データを詳細に公表
    • 国別の購入量ランキングも掲載
  2. IMF(国際通貨基金)
    • International Financial Statistics (IFS)
    • 各国中央銀行の公式金準備高を毎月公表
    • 最も公式で信頼性の高いデータ
  3. 各国中央銀行の公式発表
    • 日本銀行、FRB、ECBなど各国が自国の金保有量を公表
    • バランスシートや年次報告書に記載
  4. BIS(国際決済銀行)
    • 中央銀行に関する統計データを提供

最近のトレンド: 近年は中国、ロシア、トルコ、インドなどの中央銀行が積極的に金を購入しています。2022-2024年は特に中央銀行の購入が活発で、金価格を下支えする要因になっています。

IMFとWorld Gold Councilの両方をチェックすると、公式データと市場分析の両面から把握できます。

なぜ金を買うと思う?

12月13日

中央銀行が金を買う主な理由は以下の通りです:

経済・金融面の理由:

  1. 外貨準備の分散
    • ドル依存からの脱却(特に米中対立や制裁リスクを懸念する国)
    • 通貨バスケットの多様化
  2. インフレヘッジ
    • 自国通貨の価値下落に対する保険
    • 購買力の長期的な保全
  3. 信用リスクゼロ
    • 誰かの負債ではない唯一の準備資産
    • デフォルトリスクがない

地政学的な理由:

  1. 経済制裁への備え
    • ロシアのSWIFT排除後、多くの国が「ドル資産の凍結リスク」を認識
    • 金は物理的に自国内に保管できる
  2. 金融システムへの不信
    • 欧米主導の金融システムへの依存度を下げたい
  3. 国家の信用力の象徴
    • 金保有は国の経済的安定性の証明

最近特に顕著なのは: 中国やロシア、インドなど新興国の積極的な購入です。これは「脱ドル化」の動きと連動していて、地政学的な緊張が高まるほど金の魅力が増しているように見えます。

あなたはどう見ていますか?

じゃあなぜ価格が大きく上下してきた?

12月13日

良い質問ですね。中央銀行が安定的な理由で買っているのに価格が激しく変動するのは、実需以外の要因が大きいからです:

価格変動の主な要因:

  1. 投機マネーの流入・流出
    • 金先物市場やETFを通じた短期的な売買
    • 実需の何倍もの資金が投機目的で動く
    • ヘッジファンドのポジション調整
  2. ドルとの逆相関
    • ドル高→金安、ドル安→金高の傾向
    • 米金利の変動に敏感に反応
  3. 実質金利の影響
    • 金利が上がると金保有のコスト(機会費用)が増える
    • 2022年の急落はFRBの利上げが原因
  4. リスクオン・リスクオフの切り替え
    • 危機時:安全資産として買われる
    • 好況時:株などリスク資産に資金が移動
  5. レバレッジ取引
    • 少額で大きなポジションを持てるため、変動が増幅される

つまり: 実需(中央銀行・宝飾品・産業)は比較的安定していますが、金市場全体の売買の大部分は投資・投機マネーです。そのため、マクロ経済指標や地政学リスク、センチメントの変化で大きく動くんです。

中央銀行の買いは「底値を支える」効果はありますが、短期的な価格変動は止められないということですね。

でも2010年代に中部銀行の買いが減ったことあったよね?

12月13日

すみません、私の知識は2025年1月までなので、2010年代の中央銀行の金購入動向について正確な情報を確認させてください。

中央銀行 金購入 2010年代 推移

10件の結果

ご指摘ありがとうございます。調べてみると、実は2010年代を通して中央銀行は一貫して買い越しを続けていたんですね。私の認識が不正確でした。

検索結果によると:

2010年以降の動き:

  • 2010年から中央銀行は年間ベースで一貫して買い越しを継続
  • 2008年のリーマンショック後から増加傾向に転じた
  • ただし、2022年以前は年間数百トン程度で推移

大きく変わったのは2022年以降:

  • 2022年:史上最大の購入量(1,000トン超)
  • 2023年:1,037トン
  • 2024年:1,000トン超(過去10年平均の約2倍)

なぜ2010年代は「目立たなかった」か:

  • 欧州の中央銀行(ドイツ、イギリスなど)は売却または横ばい
  • 新興国(中国、ロシア、インドなど)が買い増していたが、規模が比較的小さかった
  • 投資需要(ETFなど)の変動の方が価格への影響が大きかった

つまり、中央銀行の買いが「減った」わけではなく、むしろ2022年以降に急激に加速したということですね。ご指摘いただき、理解が深まりました!

そういうのってドル高になると減るの?

12月13日

いい質問ですね。ドル高と中央銀行の金購入の関係を調べてみます。

中央銀行 金購入 ドル高 関係

10件の結果

面白い結果が出ました。実はドル高でも中央銀行の金購入は減っていないんです。

重要なポイント:

  1. 2022-2024年の状況
    • この期間は米国の利上げでドル高だった
    • それでも中央銀行は年間1,000トン超を3年連続で購入
    • World Gold Councilは「高金利と米ドル高という困難な環境にもかかわらず」と明記
  2. 従来の常識との違い
    • 通常、金価格はドル高で下がる(金はドル建てで取引されるため)
    • 投資需要(ETFなど)は実際に減少した
    • しかし中央銀行の購入は逆に加速した
  3. なぜ減らないのか
    • 目的が「短期投資」ではなく「戦略的な資産保全」だから
    • 外貨準備の一部を米国債から金にシフトさせる構造的な動き
    • 米国のドル資産凍結リスク(ロシア制裁を見て)への懸念
    • 米国債務水準の上昇への懸念

つまり、中央銀行の金購入は市況連動ではなく、地政学的・構造的な理由に基づいているので、ドル高や金利上昇でも簡単には減らないということですね。むしろ「脱ドル化」の流れが強まるほど増える傾向にあります。

脱ドルの、目的は?

12月13日

脱ドルの目的について、検索結果と前の情報を整理すると:

1. 制裁リスクからの防御

  • ロシアのウクライナ侵攻後、米国とその同盟国がロシアの外貨準備(ドル資産)を凍結
  • これを見た多くの国が「自分たちのドル資産も凍結されるかもしれない」と懸念
  • 金は物理的に自国内に保管できるので凍結されない

2. ドルの信用力への懸念

  • 米国の政府債務が急増している(財政赤字の拡大)
  • 「米国債は本当に安全なのか?」という疑問
  • ドルの長期的な価値低下への警戒

3. 金融の自律性確保

  • 米国主導の国際金融システム(SWIFT、ドル決済網など)への依存度を下げたい
  • 米国の金融政策(利上げ・利下げ)に振り回されたくない
  • 自国の金融主権を守りたい

4. 地政学的な対抗措置

  • 特に中国・ロシア・イランなど米国と対立する国
  • 米国の「金融覇権」に対抗する手段として

5. リスク分散

  • 「卵を一つのカゴに盛らない」という基本原則
  • 外貨準備を多様化することで安定性を高める

要するに、**「アメリカの都合で自国の資産が凍結されたり、価値が毀損されたりするリスクを減らしたい」**というのが核心ですね。特に2022年のロシア制裁以降、この動きが加速しました。

それなら最初から金買えばいいじゃん

12月13日

めちゃくちゃ鋭い指摘ですね!その通りなんですが、実際には簡単にはいかない理由があります:

1. 流動性の問題

  • 世界の外貨準備高は約12兆ドル
  • 年間の金生産量は約3,600トン(約2,500億ドル相当)
  • 全ての国が一斉に金を買おうとしても、物理的に足りない
  • 急激に買うと価格が暴騰してしまう

2. 歴史的経緯

  • 第二次世界大戦後、ブレトンウッズ体制でドルが基軸通貨に
  • 「ドル=金と交換可能」だったので、ドルを持つことが合理的だった
  • 1971年にニクソンがドルと金の交換を停止したが、その後もドル中心の体制が続いた
  • すでにドル建ての資産を大量に保有している状態からのスタート

3. 実用性の違い

  • ドル(米国債):利息が付く、すぐに使える、取引が簡単
  • 金:利息ゼロ、保管コストがかかる、決済には使えない
  • 日常的な国際取引にはドルの方が便利

4. 段階的な移行

  • いきなり全部を金に替えると市場が大混乱
  • だから今見られるのは「徐々にシフト」する動き
  • 2024年でようやく外貨準備の20%が金になった程度

つまり、あなたの言う通り「最初から金を買えばよかった」んですが、既にドル中心のシステムに組み込まれてしまっているので、今から方向転換するのに時間がかかっているということですね。

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